【書評・要約】「お金の名著200冊を読破してわかった!投資の正解」は投資のスキルアップにおすすめ!内容を詳しく紹介
最近は株式投資や不動産投資、暗号資産などさまざまな投資方法があります。
私自身、投資を勉強していくなかで投資方法や投資のコツについて、さらに深く知りたいと考えるようになりました。
そんな私が気になっていた書籍が『お金の名著200冊を読破してわかった!投資の正解』です。
サラリーマン投資家YouTuberである「タザキ」さんの本になります。
投資初心者からステップアップするための情報分析やノウハウをわかりやすく解説しているので、ワンランク上の投資を学べます。
内容の要約と書評についてまとめましたのでぜひ、参考にしてください。
第1章要約:何のために投資をするのか?
要約まとめ
- 投資はギャンブルではない
- 一般人でも億万長者になれる
- 貨幣の時間価値は無視できない
- お金持ちの8割以上は、自力で成功した勉強家
書評
まずは、人生100年時代といわれる現代社会において私たちはどれくらいのお金が必要になるのかという話題から始まりました。
根拠のある目標を設定しなければ、必要となる投資戦略が決められないとも書かれています。
いきなり投資の難しい話題から始めるのではなく、具体的に投資でいくら稼げばいいのかについて解説してくれているため、非常にわかりやすいと感じました。
また、投資は決してギャンブルではないということも説明してくれています。
そのため、投資は本当にプラスサムゲームになりえるのか疑問に感じている方にもおすすめの内容です。
第2章要約:敗者のゲームにならないために
要約まとめ
- 投資は、ミスを減らすことで勝てるゲーム
- 株主優待の有無で選んではいけない
- 市場の歪みがチャンスを生む
- 市場が読めない場合は積立投資も有効
書評
第2章からいよいよ、投資手法をメインに内容が進みました。
投資と投機の違いや投資家の種類について詳しく解説されています。
資金移動で起こりやすい3つのミスについても解説しながら、重視すべきコストについても説明してくれていました。
投資パフォーマンスについて理解できていないという方も多いと思いますが、投資の具体的な手法についての知識を深めることができるとてもわかりやすい内容となっています。
第3章要約:投資手法の最新研究
要約まとめ
書評
この章でも引き続き、最新の投資手法について詳しく深掘りしている内容となっていました。
相場サイクルや長期変動を読むことで、市場予測がしやすくなると説明されています。
企業価値評価のためのアプローチ方法やレバレッジETFについてもわかりやすく解説してくれているので、投資の考え方も理解しやすい内容でした。
第4章要約:欲望をコントロールする
要約まとめ
- 直感が不合理を生み出す
- 人間は、喜びよりも損失を大きく評価する
- 「心の会計」を資金管理に活かす
- ストーリーによって信憑性が高いと感じてしまう
書評
この章では、投資に関連する人間心理について解説されていました。
損失回避や参照点についての考え方、損失に対する向き合い方について説明されています。
投資情報やストーリーが判断を誤らせることもあるため、投資対象について過大評価しないことが大切であることも書かれていました。
実践的な手法だけではなく、欲望のコントロール方法と絡めて解説されているので、投資をおこなう際の心構えについても学べると感じました。
第5章要約:米国株は本当に儲かるのか?
要約まとめ
書評
最終章では、具体的にどのような銘柄を選択すればいいのかについて紹介されていました。
また、現在話題となっているNISAやiDeCoについても説明されていて、投資の幅広い選択肢について知ることができます。
企業分析や株価分析のポイントについても解説されているため、これまでの章に比べてより実践的な内容を学べます。
投資の銘柄を選択する際は米国株を中心に考えることも重要なのがわかったので、非常に有益な内容であると感じました。
まとめ
少し難しい内容の投資書籍にはなっていますが、投資手法のみを解説するのではなく投資に対する心構えについても詳しく説明されているところが、一般的な投資書籍とは異なると感じました。
投資についてゲームに例えて解説されているので、初心者でも比較的わかりやすい内容になっています。
単に株主優待の内容だけで投資対象を決めるのではなく、銘柄やデータをふまえて投資しなければならないこともわかりました。
そろそろ投資初心者を卒業したいと考えている方にはおすすめの書籍となってます。