【書評・要約】「はじめての海外不動産投資」は投資初心者におすすめ!内容を詳しく紹介
最近では、国内における資産運用だけでなく、海外の安定した資産運用も注目を集めています。
日本だけでなく、海外の投資にも目を向けることができればリスクヘッジをしながら資産運用ができると思います。
私自身、日本の資産運用を勉強していくなかで、海外にも目を向けて将来的な選択肢を増やしていきたいと感じるようになりました。
そんな私が気になったのが『はじめての海外不動産投資』という書籍です。
宅地建物取引士であり、「アンナアドバイザーズ株式会社」を経営する「荒木杏奈」さんと税理士である「木下勇人」さんの本になります。
お二人とも人気YouTubeチャンネルである「令和の虎」に虎社長として出演し、志願者に融資や投資をおこなっています。
図も取り入れながら、海外の資産運用について1から丁寧に説明してくれているので、投資初心者でも非常に理解しやすい内容となっています。
内容の要約と書評についてまとめましたのでぜひ、参考にしてください。
第1章要約:1から学ぶ資産運用
要約まとめ
書評
まずは、資産運用のはじめの一歩を踏み出そうということで、資産運用の詳細解説から始まりました。
資産運用には貯めることを重要視した預貯金と、増やすことを重要視した投資があると書かれています。
また、目的に合わせて資産運用を始めなければ意味がないということも記載されています。
投資1年目が知っておきたいポイントについても解説してくれているため、投資初心者にも非常にわかりやすいと感じました。
はじめての資産運用は分散投資から始めるべきということも説明してくれているので、資産運用の基礎が十分理解できる内容です。
第2章要約:不動産投資は「本当のお金持ち」への第一歩
要約まとめ
- 不動産は買うタイミングが大切
- 本当のお金持ちは不動産投資をしている
- 不動産投資を始める前に属性を見よう
- 不動産投資の第一歩は中古物件の区分保有から
書評
第2章からは、なぜこのタイミングで不動産投資なのかということをメインに内容が進みました。
不動産は経営状況の変化に左右されることが少なく、比較的安定した資産であるということが説明されています。
不動産を買うべきタイミングは、好立地の物件を安く買うことができるかであるとも記載されていました。
いま話題になっているNFT不動産投資についても触れているので、最先端の投資も学べるとてもわかりやすい内容となっています。
第3章要約:海外不動産投資1年目の教科書
要約まとめ
- 国内不動産投資は家賃収入を安定して得ることに向いている]
- 国内不動産投資は比較的簡単に取り組めてリスクも小さいが大きな収益は期待できあまりない
- 東南アジアで外国人が土地を所有できるのはマレーシアだけ
- 海外不動産投資は新興国ではじめよう
書評
この章では、国内不動産と海外不動産の比較について詳しく深掘りしている内容となっていました。
各国の一頭地物件の比較やチェックポイントについても説明してくれています。
信頼できるパートナーを見つけることも大切であると書かれていました。
また、不動産投資では見落としがちなマクロ分析・ミクロ分析も重要で、偏った視点で情報分析をしないことも大切であると解説してくれているので、1度は読んでおきたい内容だと感じました。
第4章要約:「カンボジア不動産投資」が最強の理由
要約まとめ
最終章では、カンボジア不動産投資が最強ということが語られています。
カンボジアは不動産投資をおこなううえで最適なので、カンボジアを知って効果的に投資することが大切であると書かれていました。
海外投資に関する書籍では投資の基本や概要説明で終わってしまうことが多いですが、具体的にどの国で投資をおこなうのが適切なのかということまで解説してくれているので、投資初心者にとって非常にありがたいですね。
カンボジアのメインバンクやインカムゲイン・キャピタルゲインについても教えてくれています。
まとめ
投資書籍にはなっていますが単に資産運用について紹介するのではなく、海外不動産投資をメインに非常にわかりやすく解説されているのが他の書籍とは違うと感じました。
資産運用の基礎についても解説されているので、初心者でも非常にわかりやすい内容です。
海外不動産投資は決して危険なものではなく、最適な投資方法を選択することによってプラスに変えられることがわかりました。
国内の資産運用について学ぶだけでなく、海外不動産投資の核心について学べる書籍を読んでみたい方にはおすすめの書籍となっています。